ついに第二種電気工事士免状をゲットしました。
まぁ誰にも言わずに、講習なども受けずに独学で(ほんとですよ?)、一発合格と相成りました。
思えばなが~い道のりだったような、そうでもないような。よくわからないんですけど(なんだかもう春頃の記憶とかかなり曖昧なのです……)。
ともかくも、ちょっと今回はその道程をまとめていこうかと思う次第です。
そもそも電気工事士って?
電気工事の欠陥による災害の発生を防止するために、電気工事士法によって一定範囲の電気工作物について電気工事の作業に従事する者の資格が定められております。
電気工事士の資格には、第一種電気工事士と第二種電気工事士があり、第一種電気工事士にあっては一般用電気工作物及び自家用電気工作物(最大電力500 キロワット未満の需要設備に限る。)の作業に、第二種電気工事士にあっては一般用電気工作物の作業にそれぞれ、従事することができます。
試験合格までの道のり(平成30年度)
・第二種電気工事士 前期試験 申込み期間 3月14日~4月4日
・受験手数料 9,300円(インターネット申し込みの場合)
・筆記試験 6月3日
・筆記試験合格発表 7月2日
・実技試験 7月22日(大阪の場合)
・合格発表 8月20日
・免状申請した日 8月24日
・免状到着 8月30日
試験準備から試験の実際の感触
申込みは3月20日頃に足早に済ませました(すぐ忘れちゃうので)。
そのあと、テキストを購入(筆記、実技ともすいーっと合格シリーズにしました)、実技試験の準備も(ある意味筆記を落とさないように追い込むためも多少ある)。買ったのは、HOZANのケーブルストリッパーのついてる電気工事士試験ようの工具セットと、実技試験練習用の電線とかのセット2回分。
大体これら全部集めて40,000円ぐらいでしょうか。結構実技試験対策用の器具・電線セットがいいお値段です。その次に工具セットでしょうか。
んで、いきなり勉強始めるわけではなくて……4月中旬に乙四(危険物取扱者乙種第四類)の試験があったので(この話はまた別に記事にしたいとおもいます)、まずはそちらを見据えて……とそんなことやってたらいつの間にかゴールデンウィーク過ぎてまして(試験1ヶ月前を切ってる)。
やったことはテキストを繰り返し読み返すことと、過去問的な問題を解くことに集中しました。
筆記試験は、近畿大学が会場だったので当日もギリギリまで見直しをし試験に挑みました。
自己採点の感触ではおそらく78点か80点といったところ。これは流石に合格したやろって感じ(まぁマークシート方式なのでマークミスという落とし穴もあるにはありますが)。
合格を確信したあと、すぐに実技試験の対策を始めるんですが……まぁプライベートを知ってる人はわかると思うのですが、忙しくてですね……。
結局試験までの間に、実技試験の練習は(実技試験は候補問題が13問公開されていて練習して挑みます)、2回分の材料を買ったのに1回しかできず。
実技試験は、マイドームおおさかでした。
大きな部屋(イベントとかをする大きなホール)に机が並べられて、数百人一気に受けるって感じでした。
実技試験の感触も悪くはなかった(隣がどうも高校生っぽい若い男の人で、その人の出来栄えから比べたらかなり自分のほうが綺麗にできてました)んですけど、実技試験って結果がでるまでは安心できない(自分はできたと思っても、なにか欠陥やらかしてる可能性がどうしても拭いきれないので)中、試験結果がでるまでじっと我慢して待ってました。
で、試験結果↓(発表日当日9時頃からインターネット上で発表になります)
無事合格していたので、合格通知をもって大阪府電気工事工業組合へ(天神橋筋六丁目から城北公園通沿いにある組合の免状窓口へ)。
なんか郵送でもいけないこともなさそうだけど、どうも直接持参による申し込みが基本らしくて、おとなしく持っていきました。
ということで免状ゲット
なんか煩雑な内容になって来ましたけど、長い道のりをへて免状ゲットしました。
しかし……大阪府の免状、かなーり安っぽいもので(二昔前ぐらいのどこぞの会員カードみたいな感じ)、噂には聞いてましたけどやっぱり安っぽい(笑
だって、ラミネートしてるだけなんだぜ。
他の都道府県だったら、免状カバーがついてたり、二折になっていたりいろいろあるのに。
サイズも微妙で(普通のクレジットカードサイズより少し大きいへんなサイズ)、持ち運びにくいなぁって(電気工事をするときは携帯する義務があります。車運転するときの運転免許証と同じ)。
まぁ、そのかわりと言ったらアレですけど、申請から1週間かからないで届くんだからよしとしておきますか(長くても2週間だそう)。他府県なら1ヶ月近くかかるらしいですし。
まとめ
・筆記試験対策は、テキストをまずは読む。そして問題をたくさん解けば、受かります。
単純に覚えるだけの分野が多い(写真鑑別とかのウェイトが多い)のと、計算問題ももちろん出ますけど、無茶苦茶難しいわけではないのと、正直ほかをきちんとこなせるのなら、たぶん計算問題を捨てても合格できます。
・実技対策は、ケーブルストリッパー必須
ケーブルストリッパーは流石に必須っす。実際工事してる人ならいざしらず、僕みたいな素人は絶対いります。電工ナイフで加工してもいいんだけど、時間がかかるので実技試験時間40分では厳しいかも。
また、練習は必ず一周はしないと駄目っぽいね。でも僕の場合は1周で合格できました。
実技のキモは、おそらく輪づくりと複線図を間違いなく引けることと、3芯ケーブルが出てきたときにごちゃごちゃにならないように丁寧にすること、あとはケーブルを切断するときは慎重に。という感じです。
兎にも角にも、これで一応大手を振って家のコンセントをUSB端子付きに変えたり、電気のスイッチを変えたり、そういう電気工事士の必要なDIYとかも問題なくできますね。
まぁこんな感じで実際に仕事することはほぼないと思うけれど(会社には受けたことも合格したことも一切言ってないし、言うつもりもないし…ですし)、これに少しだけ自信をもって次のなにかに進んでいこうと思います。
工具については詳しくはこちら
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