通称乙4のこと、まとめてみようと思います。
危険物取扱者について
ウィキペディア先生によると消防法に基づく危険物を取り扱ったり、取り扱いに立ち会ったりできる国家資格のこと。
甲種、乙種(1類~6類)、丙種の区分があり、それぞれの区分に応じた危険物の取り扱い等ができます。
試験は年間通して実施されており(自分の住んでる都道府県以外でも受けることができる)、法令、物理科学、性質消化の3科目の試験です。
レベルとしては、乙種は簡単、甲種は受けてないからわからないけれど、乙種第1類~第6類の内容すべてが含まれるので、それなりに難しそう。丙種は、乙種第4類より少し優しいそうです。
ガソリンスタンド等でバイトなどするときに優遇される可能性の高い乙種第4類がダントツ人気。乙種第4類は、引火性液体の取り扱いなどができます(ガソリンや重油、エタノールなど)。
試験にかかったもの
乙種の各類の受験手数料は4,500円(非課税)です。
各都道府県で、年間2回以上実施してるようです(東京などは毎月何かしらの試験が実施されてます)。
テキストは、僕は通称赤本というやつを買いました(1,600円(税込み))。
(向学院の受験テキスト、一般流通してない本(ISBNとかついてない)です)
試験合格後、免状申請手数料が必要です(2,900円(非課税))。
あとは、試験会場が国立大阪大学だったので、阪急石橋駅までの往復の電車賃がかかってます。
勉強について
1ヶ月前ぐらいにテキストを入手。兎にも角にも、テキストを読んでました。
ただ、4月中旬の試験日だったんですけど、年度替わりのゴタゴタなどで、さっぱり勉強できず。直前までテキストを読むことが精一杯でした。
前日に、テキストについてる問題を片っ端からときまくりました。この向学院のテキストは、重要な(頻出な)問題は何度も問題が出て来て、自然と頭に入るようになってます。他の市販のテキストを見たこと無いのでわからないんですが、とりあえず合格することに特化しているように感じました。
うーん、なんていうか一夜漬け感が半端ない……
内容については、高校の文系の理科(科学、物理)のレベルかな。僕は文系で、大学も文系大学だったのですけど、理科だけは得意だったので割と楽に覚えれました(というか、知ってる内容が多かった感触)。
結果とか
試験結果は、約3週間ではがきで通知されます。
この試験、正答率が開示されます。なんと物理・科学100点とか、驚き。
試験結果が合格の場合、このあとに各試験を受けた地域の都道府県知事に対して免状申請します(直接ではなく、受けた地域の消防試験研究センターへ申請します)。
試験の感想
乙4は、ビルメン4点セットの一角で、その中でも難易度は低い方だと思います。
今、セルフ式ガソリンスタンドがたくさんありますが、必ずこの資格を持った人が遠隔で監視し(立ち会っている)、無資格の人に取り扱わせています。
そのため、持ってるとガソリンスタンドでは重宝されると思います。
また、最近少なくなりましたが、大きなビルで重湯炊きボイラーなどがある場合、この資格が必要になる場合があります。
大型の免許があれば、タンクローリーとかの運転もできますね。
簡単だけど、多分なめてたら落ちる、そんなレベルの試験だと思います。
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